英国発リメイク本『RE:FASHION WARDROBE』がおもしろい!

ファッション業界は世界第2位の汚染産業と言われています。

安価な服が街にあふれ、私たちは自由にファッションを楽しめるようになりました。

一方、ファストファッションのサイクルは短すぎて、使い捨てを前提にして作られた服も少なくないと思います。

以前どこかの女性ファッション誌で、

「去年のTシャツ、まだ着てるの?」

という内容の記事があったことに衝撃を覚えました。

Tシャツ一枚を作るのに、バスタブ15杯分の水が使われるというのに、1シーズン使ったら廃棄処分ですか??

綿100%の質の良いTシャツは、着れば着るほど柔らかくなって、とっても気持ちいいんです。

ポリ混のTシャツは少しゴワっとしてる。

どんなに着込まれたTシャツでも、まだ命を吹き込める。

少し手を加えれば、おしゃれストリートでも映えるワンピースに蘇るのだ!

リメイクするTシャツ

オークションサイトで無地のTシャツを入手しました。

おそらくアメリカかどこかのチャリティショップから大量に空輸してきたものでしょう。

使い込まれているものの、有名ブランドの高品質なTシャツばかりです。

リメイク前の着画

襟ぐりが小さめで、襟ぐりを直さなくても良さそうなこのTシャツを一番上の身頃にして、ティアードワンピースを作ることにしました。

リメイク早巻き動画 ソーイング編

上の動画のようにあっという間に完成しました。

パネルによって色の褪せ具合が違うんですよね。

今回始めて染めるということをしてみました。

リメイク動画 重ね染め編

↓私はこの染料を使いました。

多少の色ムラは残りましたが、全体的な色あせは全くなくなり、美しいネイビー色に染まりました。

使い込まれたTシャツの柔らかさはそのままに、Tシャツがワンピースに蘇りました!

出来上がり!

もとにした本

私は家具もお洋服もリメイクが大好きです。

いや、リメイクというと安っぽいイメージがあるので、「リファッション」といいましょう。

この本は洋服のリファッションの基本のきを教えてくれる教科書です。

今までのリメイク本は、大人服→雑貨、大人服→子ども服、大人服→家着のレシピ本しかなく、イメージ的に「ださい」感じだったんですよね。

この本は、洗練されているし、自分のデザインに応用できるテクニックが満載なところが他と違う!

おすすめなので是非手にとっていただきたい一冊です!

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