韓国のお友達が、チマチョゴリ風のワンピースを作っていたのにインスピレーションを受けて、
ハイウエストワンピースを一から作ってみることにしました。
デザイン画
どこかで見たことがあるような平凡なデザインですが、自分で作ることに学びがあるんです!
ハイウエストはたくさんご馳走をいただいても目立たないし、
脚長効果もあって、最近お気に入りのデザインです。
ブラウス原型を元にデザインします
こちらが基にしたブラウス原型です。
体に合った市販のプルオーバーを完コピしたものです。
身頃とスカートの基本寸法を決めます
原型となるプルオーバーを着て鏡の前に立ち、(a)~(f)を決めました。
ワンピースの身頃の丈 (a)
ベルトの高さと巾 (b)
スカートの丈 (c)
首回りの形 (d)
肩のライン (e)
アームホールの開き (f)
原型はVネックだったので調整したことと、アームホールに余裕を持たせました。
この時点では色々適当です。
身頃のギャザー展開をします
身頃は3か所に切り込みを入れて、1.5倍の展開をしました。
トワルを組んだ時に微調整できるので、この数字も適当です。
スカートのギャザー展開をします
タックとギャザーを両方入れます。
スカートは円弧ではなく、横に平行展開しました。
円弧でカットするとフレアが美しくでますが、
横に平行展開すれば生地のロスが少ないので経済的です。
トワルを組んで寸法の微調整をします
シーチングでトワルを組みました。
なんとベルト寸法がかなり緩い。
69cmと96cmを勘違いするという痛恨のミスが判明しました。
仮縫いしてよかった!
縫い代をつけた型紙をつくります
基本は全て1cmの縫い代ですが、
後ろの開きはコンシールファスナーをつけるので1.5cm、
見返しの下側はゼロ、
そして「わ」で裁断するところはゼロと設定して紙を切り出しました。
用尺
110cmとありますが、私の生地は120cmくらいはあったと思います。
280cmで袖まで裁断できました。
バックはコンシールファスナー
普通は、コンシールファスナーの上部にホックをつけると思いますが
私は面倒くさがりやでホックをしないため、今回も省略しました。
カフスのボタンは昭和レトロ
このボタン、母にもらったものです。
レトロな雰囲気がお気に入りで、いつか使いたいと思っていたんです!
袖にはイセとギャザーが入ります
ギャザーはショルダーポイントの前後6cmに入れるとカッコいいらしいです。
見返しが出ないように奥まつり
生地が薄手で見返しが飛び出てきてしまうため、奥まつりをしてみました。
着画
生地はポリエステルのプリントニットです。
ニット生地は落ち感があるのでギャザーたっぷりでもボリュームが出なくてよかったです!
透け感がないので裏地はつけませんでした。
コーディネート
キレイ目のコートに合わせてみました。
デニムジャケットとカジュアルに合わせられますし、
かっちり目のジャケットでオフィス仕様にもなります!
読んだらクリックしてね!
コメント