プロジェクター裁断という考え方

洋裁本であれPDFパターンであれ

自分で製図する場合にも

洋服を作るのに必ずいるのは

「型紙」ですね。

型紙を生地の上に固定して生地を裁断するのですが

この型紙って色々煩わしいですよね。

洋裁本の場合はトレースが大変。

PDFの場合は印刷と貼り付けが大変。

海外パターンを買うと

パターンがA4のブロックに分割されたPDFデータが送られてきます。

これをプリンターで印刷して

元の大きさになるまで貼り合わせます。

ワンピース一枚で何枚のコピー用紙を張り合わせると思いますか?

長袖のギャザーワンピースで

60枚ですよ。

それならば、PDFのデータをそのまま机上の生地に投影して裁断しちゃおう!

と考えた賢い人がいたんですよ、アメリカには。

本来壁に投影する用途のプロジェクターを

机に投影します。

原寸大に投影されるように校正(カリブレーション)作業をしたら

あとはPDFをそのまま投影するだけ!

簡単でしょ?

実際にはちゃんとカリブレーションするのが結構たいへんだったりするのですが

このあたりの四苦八苦をこれからまとめていこうと思います。

情報源も合わせて記載していくので

自分の忘備録用に情報を整理するのと、

これから導入する方の助けになるといいなと思っています。

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